Web評価プログラム SITETherapist

はじめに

■主旨
企業等のコミュニケーション活動にとって、Webサイトの重要性はますます高まっています。
Webは拡張性が高く、構造の自由度が高いために、そのつどのニーズに応じて改変できる特徴を持っていますが、それが却って、サイトの混乱を招いている場合が少なくありません。 SITETherapistは、Webにまつわるコンテンツやデザインの課題を明らかにし、的確なリニューアルへの指針を提供する総合的評価プログラムです。

■本プログラムの構成
SITETherapistは、4 STEPの評価プログラムから構成されています。
STEP 1の「サイトステートメント」は、御社のWebコミュニケーション本来の目的や目標などを再整理します。
STEP 2の「ギャップ分析」は、Webサイトの分析結果に基づき問題点の抽出とその原因の分析を行います。
STEP 3の「リサーチ&インタビュー」は、競合サイト、関係者、モニターなどの調査から今後の方向性を探ります。
STEP 4の「リニューアルステートメント」は、調査と分析の結果を踏まえ、リニューアルプランを提示します。

-----------------------------------------------------------------------


Web評価プログラムを支える3つの柱

本プログラムは、次の3つの視点からWebサイトの評価を行います。これらの視点は、ユーザーの「使いやすさ」や「便利さ」、サイトのオーナーにとっての「ビジネスへの効果」や「運用のしやすさ」を大きく左右し、Webサイトの構築、リニューアルにおけるキーポイントです。

■サイトコンセプト――戦略とコンテンツの整合性を見る
サイトコンセプトとはWebサイト全体を統合する基軸であり、具体的なコンテンツやデザインに方向を与えるものです。また、当然ながら御社の事業戦略を反映し、その実現に寄与するものでなければなりません。 SITETherapistは事業戦略とサイトコンセプトの整合性をチェックし、その再構築まで視野に入れた評価を行います。

■コンテンツユーザビリティ――コンテンツの品質を見る
優れたコンテンツは、論理的な構造と明快なデザイン、コンテンツを編成・統合するコンテクストなどの複合的な要素によって支えられています。
従来ユーザビリティはインタフェイスデザインの良否に終始していましたが、 SITETherapistはこの「複合的な使いやすさ」をコンテンツユーザビリティと呼び、評価の中心に置いています。

■サイトイニシアティブ―― サイト運営の課題を探り出す
Webサイトは紙媒体とは異なり、変化し続けることを求められるメディアです。ゆえに、日々の運営を円滑に進め、ビジネスプロセスの中にWebコミュニケーションを組み込むためには、事業戦略と直結したWebサイトの運営(サイトイニシアティブ)が必要です。 SITETherapistは、この視点に立ち、Webサイト運営を運営体制と運営プロセスの両面から評価します。

-----------------------------------------------------------------------


STEP1 サイトステートメント作成

●サイトステートメントとは
Webサイトの現状について診断するにあたって、サイトが作られた目的や経緯を再確認することからスタートします。これを項目ごとに簡潔に整理したものが、サイトステートメントです。
●サイトステートメントはなぜ必要か?
多くのWebサイトは構築以降、数度のリニューアルを経て拡張されていきます。その際、基本的な目的がぼやけたり、サイトの内容が、現状のビジネスと合わなくなったりしている場合があります。この問題を明確にするためには現状のサイトを、そもそもの目的や経緯と照らし合わせる必要があるのです。
●どうやって作るのですか?
御社Webサイトの構築・管理担当の方々にインタビューを行い、サイトの目的、ターゲットユーザー、Webサイトが構築された経緯、体制についてのレポートを作成します。

-----------------------------------------------------------------------


STEP2 ギャップ分析

●ギャップ分析とは
サイトステートメントによって定義された、サイトの基本的目的やターゲットユーザーに対して、現状のサイトの内容やデザインが適切かどうかをチェックし、個々の問題点の原因を抽出します。
●評価シートについて
本プログラム用に開発した評価シートを元にそれぞれのページを仔細に検討し、問題点や改善すべき点を洗い出し、 [サイトコンセプト][コンテンツ構造][コンテンツ表現][ページデザイン]の4つの視点から整理します。これはいわば、Webサイトの目に見える症状を列挙した「問診票」にあたります。
●アクセスログ解析との結合
アクセスログ解析によって現状のサイト上でのユーザーの行動を仔細に把握し、評価シートによる診断と総合して問題をさらに掘り下げます。定性的な評価と定量的な分析を結合しそれぞれの問題を生じさせている原因を探索します。


-----------------------------------------------------------------------


STEP3 リサーチ・アンド・インタビュー

●さらに進化したWebサイト構築に向けて
効果的なリニューアルのためには、ギャップ分析を通じて明らかになった問題点を解決するだけではなく、以下の三つの手法でWebサイトが今後目指すべき方向性を検討する必要があります。

《競合サイト分析》
リニューアルに際しては競合他社のサイトとの差別化が重要なテーマです。ゆえにここでは競合他社サイトの特徴検出を行い、御社Webサイトの差別化のための指針を提供します。

《関係者インタビュー》
御社のビジネスやユーザーの変化に対応するために、当初の目的の見直しや再検討が必要な場合もあります。
ここでは、社内外のキーパーソンへのインタビューを通じて、新しいサイトの目的やあり方を定義します。

《モニターアンケート》
Webリサーチにより数万人の母集団からセグメントした100名のモニターを対象にアンケート調査を行い、御社Webサイトに対するイメージや使いやすさなどについて「生の声」を収集します。

-----------------------------------------------------------------------


STEP4 リニューアル・ステートメント作成

●リニューアル・ステートメントとは
これまでの診断を踏まえて、リニューアルの方針について、改善案と、さらなる革新案をご提示します。これはコンテンツの設計案とページデザイン案を含み、御社のWebサイトのポテンシャルを最大化する方策をご提示するものです。

●リニューアル業務の実行について[Option]
サイト評価はリニューアル業務とは独立したプログラムですが、当社はリニューアルの内容に相応しいチームを編成し、制作を統括するプロジェクトマネジメントも行います。評価プログラムの成果を生かし、一貫した再構築作業を遂行することで、高い品質とコストセーブを実現します。